すれ違い
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何かないか。 土方の目の端に、折れかけた木の枝が見える。 あれだ! 次の攻撃をさっと避けると、その木に向かって走りだす。 そこまではよかったのだ。 問題は女の意識が戻ったこと。 「うっ」 小さなうめき声に反応して、男が刀の向きを変える。 やばい。 土方は女に覆い被さった。男の刀が目の前に迫る。 どすん。 「ちっ。邪魔が入ったか。」 男は興味がそがれたとばかりに、小さく舌打ちをし、その場を去っていった。
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