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「俺だって、俺だって、信じたくねぇ。信じたくねぇんだ…。」
「歳…。」
葵は、くるりと向きを変えると、神社に向かって歩きだした。
土方葵は死んだ。
ここに全て置いていこう。
2人のやり取り、近藤と呼ばれていた人。今までの宗次郎との会話。
兄上が話してた生意気なガキ、沖田さんは君だったんだね。
ふと、宗次郎とした約束を思い出した。
そうちゃんの事は私が守るから。何がなんでも。
どんなことがあっても必ずに。
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