プロローグ

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プロローグ

会ったこともない人達。 唯、その生き方に熱を感じた。 もしも、運命を知っていたなら、あなたたちはどのように生きたのだろう。 やはり、自分の誠に従い、同じような道を選んだのだろうか。 だけど、私は変えたいと思った。 それが、例え望まれないことであったとしても。 私は変えたいと思った。 剣に生きることが全てのあなたが、病で死んでしまう、その運命を。 例えそれにより、私の存在をあなたの中から、永遠に消してしまうとしても。みんなとの思い出が、無かったことになったとしても。 私は忘れない。あなたたちと過ごした時間を。 きっと、これからも。
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