プロローグ:夜の交差点

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プロローグ:夜の交差点

夜の交差点 私はあの日を思い出す 高校生の甘酸っぱいサイダーみたいな恋のこと。 大人になった今でも覚えている 彼の温かな手、いつも私だけを見つめる目 どうして忘れられないのだろう。 多分私はきっと彼に未練があるのだろう。 そう空に浮かんだ朧月(おぼろづき)を眺めながらそう語るのだ
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