ショーに立つ人のために

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 他にも、習字(書道)だ。きれいに書けるというのは、とても大事なことだ。相手に伝えるためにも大事だが、努力した分が書いた文字から伝わるのだ。バランスを考える上でも大事だが、きれいな姿勢であるほど、きれいに書けるものだ。そうでなくても、姿勢は大事だ。姿勢がきれいなら、頬杖なんて言う姿勢にもならないし、筋力がつきやすくなる。だらしのない姿勢はモテないので、これは大事だ。そうなると、学校の先生も大変だ。子供が頬杖をするのは、授業がつまらないと感じている可能性があるサインだから、いかに授業を面白くして、教えるのかが、重要になるので、その準備はとてつもない程大変だろう。りっぱな先生が尊敬されるのはこういうことなのかもしれない。  さらには自由研究だ。これはすべての子供の悩みだ。生物、理科等テーマが簡単には決まらないので、他の課題よりも進まないのだ。テーマさえ決めてもらえばと思うわないこともないのだが、自分で好きなことを決めさせてもらっていることを考えるとやはり、自分で決めなければと思えるところがあるのだ。と言っても、ゆとり教育すぎてもだめだ。学ぶことは確かにたくさんあるのだが、学ぶスピードは人それぞれだ。確かに、勉強の出来る者には、みなと同じスピードで勉強をするのは苦になるように思えるが、そこは、優しさがひるようになる。自分から勉強を同級生に教えることで、スピードがゆっくりの子供がいること、同じ環境のなかで、自分がどうしていくかをより、大事に考えられるようになれるかもしれない。
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