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足を止めたルロちゃんは、2本に分かれた三つ編みの先をそれぞれ両手で持ち、自身の髪の毛で口元を隠すような仕草をしたのだがあまりに可愛すぎて心臓が一瞬止まった。
その桃色の瞳は涙で潤み、エルフ耳が先まで真っ赤になっている。
「ご、ご主人様は褒めすぎです……もうっ……」
「ン゛ッ゛!!」
もうっ、だって。もうっ。
聞いた? 宇宙一可愛い「もうっ」。
舌を噛む勢いで可愛かった。俺の内なる幸福メーターが振り切れそうだ。これもバグの影響だろうか?
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