17双子の入学式
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「厚樹、1人か?」 「あぁ。今夜は…」 「わかっておる。渉君ちで、お祝いだな」 「あぁ、親父」 俺の気持ちを読んでように兄貴は『お前も行きたかったんだろう』と言った。 「あぁ、そうだよ」 認めるよ。 俺に、とっても懐いてくれる真世も香世も我が子と同じだからな。
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