3.

9/10
前へ
/51ページ
次へ
「でも、なんか嬉しいな。」 香田がニヤリと笑う。 「何が?」 「俺の方が1歩リードしてる事があるなんて。」 香田が微笑んで 「ごめんね。」 と得意気に言う。 「確かにケンカ売られてる感じがする。今後は気を付けよう。」 俺が真顔で言うと、香田が笑う。 「妬かれちゃってまいったなー。」 と言いながら香田が席を立つ。 微笑んで見送りながら、鈴音さんのことを考える。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

82人が本棚に入れています
本棚に追加