6.

5/8
前へ
/51ページ
次へ
鈴音さんが下を向いて笑ったあと、俺を見上げて 「うん。」 と言う。 ヤバい。本当に可愛いすぎる。 押さえきれず、噛みつくようにキスをする。 燃料なんていらないな。鈴音さんだけで、着火するし、十分燃え上がれる。 鈴音さんの目が潤み、肌が上気する。 その反応に喜びが沸き上がる。 お互いに、お互いだけを見つめる。 二人しか知らない、お互いの顔。 「本当に可愛い。鈴音さん、愛してるよ。」 囁きながら、鈴音さんを押し倒す。 「こ、ここで?寝室行こうよ。」 「もう着火しちゃった。」 「わわ、佐々木っ、さんっ・・・!」 先週よりも、もっと熱く、溶け合うような夜を過ごす。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

81人が本棚に入れています
本棚に追加