6.

7/8
前へ
/51ページ
次へ
「鈴音さん。」 「ん?」 「もし鈴音さんが誘惑に負けても、俺、諦めないから。」 「え?」 「その時は、もう二人の何かが壊れ始めてるのかもしれないけど、必ず修復するから。」 鈴音さんを見つめる。 「鈴音さんのこと、取り戻すから。」 鈴音さんが微笑む、 「うん。」 「でも、できれば誘惑に負けないでね。」 鈴音さんが笑う。 「うん。」
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

82人が本棚に入れています
本棚に追加