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翌日、近くのカフェで、叔母に連れられて、工藤葵がやってきた。
恰好は、水色のワンピース。
お見合いする気満々か。
「工藤葵さんよ。」
「知ってるよ。俺の高校の生徒だから。」
「あら、まあ。」
おい、叔母さん。そこは、驚いてくれ。
今、あなたは自分の甥っ子を、教え子と結婚させようとしてるのだぞ。
「じゃあ、後はお二人で。」
邪魔な叔母は、さっさと姿を消した。
俺は、本題に入る。
「なあ、本当に結婚したいのか。」
「はい。」
「俺のような奴と?」
すると工藤葵は、クスッと笑った。
「結婚できるなら、誰でもいいですよ。」
そんなモノかよ。
「後は、先生次第ですよ。」
俺はコーヒーを、一気飲みした。
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