神様に合格

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神様に合格

私は如月羽藺。少し頭は悪いらしい、! いつもバカういちゃんとか呼ばれてるけど気にしてはいないので友達もたくさんいて 毎日が幸せです! ある日、帰り道公園へ寄ったすると その公園で1番大きな木の下に小さな男の子がいた…様な気がした、いや、いた。でも あまりちゃんと見えなくでも 透けているように見えた。そして 「君、お母さんは?」と聞くと 「君僕の事が見えるのか?」と言われた。 いや普通見えるだろと思ってしまった 「見えますけど?」と答えると 「へーそうか、仲良くしよう!」と少し寂しそうに答えた。それから毎日その男の子と遊んだ。名前は天宮翠という名前で運動すると息切れしてしまうので喋っていた。それ以外彼の事はあまり分からない… ある日、公園に行くと彼は居なかった。 少しびっくりしたがまぁ何かあったのかと思い公園を後にしたしかしそれから毎日来なくなった。するとある日紙が落ちていた。拾って読んでみると、近くにある狐宮神社というところに自分は居ると思うから探してくれ、話したいことがあると書いていた。 次の日狐宮神社に行った。すると奥の方でカサと聞こえた。行くと、彼―翠がいた。声を掛けると少し微笑み 「話がある、少し来て」 着いて行くと大きな木とその下にベンチがあって彼は座った。 「僕、実は神様なんだよね…」 は?どうゆうこと?と聞こうとしたが、話を続けてたので黙って聞いた。 「それで神様はね1年だけ人間界に住むことになっているんだそしてその1年が終わろうとしている。だから羽藺ちゃんともう会えないんだ…」 突然の告白にびっくりした。それと同時に悔しかった。なぜ教えてくれなかったのだろう。自分は信頼されてないのか。悔しくて、悔しくて。 「なんで…教えてくれなかったの?なんであの日僕の事見えるのって聞いたの?」すると 「ごめん…羽藺ちゃんには気にせず笑っていて欲しい…笑顔の羽藺ちゃんが大好きだから」と少し頬を赤くし言った。私も少し恥ずかしく思ったがそれよりも嬉しかった。 「ひとつお話をしよう」そう言って彼は話し出した。 ―1000年前 人は尊敬する立場として神様と関わらない。関わると寿命が縮む、 そういう決まりが作られた。 その中に1人子供の神様がいた。その神様は人間と同じように暮らせばいいと決まりとは反対の考えをもっていた。そしていつか人間に会いたいと思い人間界へ行くと決まりを作った人にバレて罰が下された。成長しないといういわゆる不老不死ってやつだ。それから黙って天界から人間界を眺めていた。するとある女の子がものすごく笑顔で喋っていた。ただ、笑顔で喋っていた。そんな普通なことに神様は惹かれました。そして天界に 神様は1年だけ人間界へ行ってもいいという決まりを、と申し出た。するとお許しが出て早速神様は人間界へ行き、女の子に逢いに行った。その女の子の名前は如月羽藺という名だった。目が合いドキッとすると、彼女が 「君、お母さんは?」とたずねられた。 という話を聞いた。いや!それ私じゃん。と思ったそこには嬉しさと少し戸惑いがあった。彼に好きだと言われたのはとても嬉しかった。しかし寿命が縮まることについては悲しかった。そこで彼に、 「どうやったら神様になれるんですか?」と聞いた。すると彼はにやりとし、 「神様に接吻をしたらいいんだよ」と自慢気に言ったが、接物の意味が分からなく、よく分からなかったが、彼が赤い顔をしていたのでよく思い出した。するとこの前、国語辞典を久しぶりに見ると接物といい 意味は―キス。その時はとてもかっこいい言い方だと他人事の様に思っていたが自分に、言われるとは思っていなかった。 彼は赤面になった私を見て またもやにやりとし、 唇に温かみを与え 「神様合格おめでとう。」と言って 「ありがとう」と私は言った。
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