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死に近づいた時現れた、その人を我に返ってから追いかけたが当然もう姿は無い。足元に足跡すら残っていない。
まるで狐につままれた感じだ。
分かっている事は死のうとしたその時、準備をしっかりとしていたのにそれを失敗した。
「多額の借金…そうだ…300万の借金。人間関係の不備…。確かに助けてくれる人が居ないと思った…。」
しかし、俺の心は変わりつつあった。冷静分析をすればまだ死を選ぶ必要のある状態ではないかもしれない。
「よし!やってやろう…この際だ!死ぬ前にもっと借金とかしてやるぞ!こうなったらもっとボロボロになってからだ!黄泉へ行くのは!」
俺は一人で自分を奮起をして山を下りていった。
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