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行った事もないピンサロの夢を見ていた。
へっぴり腰なたすくがボーイの格好して受付係なんだろう。
ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ
バコン！
バコン！
バコン！
誰かが俺を蹴っている。
「なんでこんなとこで寝てるんやー！どけー！」
「はぁ？なんやその顔は！？」
物凄く爆笑するオカン
「ろんなかぉや？」
「また負けたんか？勝つまで帰ってくな言うたやろ？」
バコン！また蹴られた。
（鬼かこいつ！）
「うるはぃな、れるろ。」
フラフラと冷蔵庫へ向い、コーラを取り出し自分の部屋へ入り、一気にコーラを飲み干す。
どれくらい寝ただろうか。
原付の音が数台
「はっ」
（あいつら。。。じゃないな。これは。）
「おーいがじゅ〜」
窓のカーテンを開けた先には5人
水上
でっしゃん
おかき
上田
よーた
いつも連んでる同級生だ。
「おーい会長〜抗争勃発やな〜」上田がニヤニヤ笑う
「うるらいろ」
なんじゃいやその顔！？
一斉に大爆笑拍手喝采狂喜乱舞
（こいつらホンマうるさいな）
「がじゅぴっぴいこか〜」
「がじゅお前アンパンマンやんけ！」
「がじゅそん返しにいこかい！」
「おまえらふひらっれいうらゃろりあえるらえれ」
お前等好き勝手言うなや、とりあえず帰れと。
「なんどいやーイモってんけ？」
「られらイモっれんれん！りるれもやっらんろ！」
誰がイモってんねん！いつでもやったんぞ！
「はいきたー！会長ーいこいこーーーー！」
「まて作戦会議が先や、エンジン止めろ」よーたが全員を制す。
お邪魔しまーす
これまでの事をたどたどしく、全員に説明した。
「あいつら好き勝手しよんな、先輩等もやられてるらしいで、どうする？」
「俺等が勝手に動いてええんか？どうする？」
「やめとく？」
「いや行くやろーーー！」
「ろりあえるかえれや」
「今回返しても、また返しにきよるぞ」
「やるならはるろろりやな！」
やるなら半殺しやな！
「写真撮ってええ？」パシャ
「まららんも言うれへんらな」
「最高やなその顔、うわぁ痛そう〜」
「あいつら浜におるやろラリってるとこガチンいったろうや。」
「俺等がやらんでも先輩等がやるやろ？」
この頃、同じ仲間でも、なんというか、派閥みたいなのが少しずつ分かれていた。
喧嘩も単車でも何がなんでも突っ込んでく男臭いタイプと。がじゅまる、上田
揉め事は好まずオシャレにチャラチャラと毎日遊びたいタイプと。水上 でっしゃん
よーたは、中立で、先輩達ともうまくやり、俺等のリーダー的な存在だが本人はリーダーとか言われるのを嫌がっていた。
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