第2話 次期組長宣言

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鷹嶺は、喧嘩が強い不良だがイケメン顔が好きで、男性アイドルグループのファンでライブにも足を運んだこともあった。 「そ、そう?お願いだから、学校では眼鏡取らないからね!」 「しねえし。誰にも見せたくないし」 そして、結構、独占欲強い。 「えへへ」 「んっ…」 柔らかい唇が触れ合って、冷めようとしていた熱がまた帯びる。 『いい子も優等生も要らない』 彼がよく言う言葉だ。この人の前では、思いっきり自分でいられる。
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