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「へへっ、鷹嶺には、適わないね。友達って、どうやって作ったっけ?って、ずっと考えてた」
ぽんぽんと頭を撫でる。
「そのことなんだけどさ、俺に任せてくんない?」
「へ?いいの?私、いつも助けてもらってばかりじゃん」
「勉強教えてくれてるし、お礼だよ。それに、次期組長の旦那になりたいからな」
「ふぇっ…!」
鷹嶺の頬と手に、手が挟まれて熱い。
次期組長の旦那って、それって私と結婚したいってことだよね?
ほんのり赤くなる頬。
「クスッ。つーことで、買い物付き合って」
「いいよ」
買ったものが、まさかきっかけになると思ってなかった。
翌日。
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