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鷹嶺は、希依と颯澄と一緒にディガラントの話で盛り上がっていた。
「た、珠葵って、呼んでもいい?」
「いいよ。私も翠って、呼んでもいい?」
「うん!」
「仲良くなって、よかったね〜」
と羽月。
「ねえ、普段、眼鏡かけないと見えないの?」
「え…う、うん。視力悪いから」
「ふぅーん。どんな眼鏡使ってるの?」
「羽月、グイグイ行くね〜」
「いや、その眼鏡さ、伊達眼鏡でしょ?」
あ…。
じーっと、全員が珠葵を見る。
「えっと…」
「ごめん、こいつの眼鏡取らないで」
鷹嶺は、珠葵の顔を隠す。
「なんでー?」
「つーかさ、2人ってデキてんの?」
「ご想像にお任せします」
「えー!教えろー!」
危うく眼鏡を取られそうになったが、こんなに早く友達が出来てしまった。鷹嶺、ありがとう。
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