その言葉が嬉しくて…

おやすみなさいが特別な言葉に聞こえた時、若者は涙を拭いた。

月下ほのか

11分 (6,262文字)

9 1,343

あらすじ

新築のアパートに迷惑な若者が越して来た。他の住人に迷惑をかけ居ずらそうにする若者に優しく接する向かいのお婆ちゃん、その優しさが若者の心を開いて行く。

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

最後の一行に温かさを感じました。

冒頭の時の移り変わりの表し方でお母様の気持ちを表現し、中盤の展開の中で人々の心の変化と青年の成長を表現し、終盤では同じ場所で生活する者同士の温かな繋がりが生まれて、それを「おやすみ」と言う言葉に結び付
ネタバレあり