第一章〜日常が崩れる音〜

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 愛ちゃんを学校に届けて数時間後。 「まぁた、君かね?今回で遅刻は何回——」 「イジメがあったなら先生達が——」  校長室に連れられ校長先生と主任に絶賛叱られている。  マァァジで厄災日だな!今日!!  でもまぁ今回は事故に遭った事は学園にも届いており特別指導や反省文を書く事は免れた。  てか学園の行く時も色々とあったし。  鉄柱は落ちてくるわトラックが猛スピードで蛇行運転して轢かれそうに成ったりするわ、てかさっきみたいに多いんだよなぁ〜。  本当に災難よ今日は。  叱られを耐えて教室に向かっていいと言われて俺は校長室を出た。  そして俺はこう思った。  あのハゲぇぇぇぇぇぇぇ!!!うるっせぇわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!こちとら死にそうだったわ!!てかあの二人のズラ見え見えで腹を押さえるのに必死だったわwwwwww  二人に心の中で煽り教室の前に着いた。  まぁココの学園長は逆らえんがなぁ!  校長先生は腰布みたいな立ち位置であまり大きく出ないが、問題児の生徒だと大きく出る。そう俺は問題児格なのだ。  廊下きら教室を覗くと教室では授業をしている。丁度いい所で先生がクラスメイトの方に向きそれに合わせて教室の扉を開いて中へと入る。  ガラガラガラ〜 「ひっつれいしまぁーす、それと遅刻しやしたー」 「あー、善夜かさっさと席に座れよ」 「お!鬼がキタァー!!!」 「テメェは休んどけよ〜!!!」 「あー、なんかケガの後残ってね?喧嘩?」 「え?マジか?他校と喧嘩なん?」 「どこ高か聞いてみようぜ」  クラスメイトの一部が盛り上がり男は猿踊りみたいにちょっかいを掛けてくる。 「喧嘩じゃねぇよ事故に遭ったんだ、そんで色々とその後も何度も事故り掛けたわ」 「事故乙ー」 「てか今日の事故率高くね?」 「だよな刑務所から脱獄犯のニュースもヤベェよな?」 「最近物騒〜彼氏に送って貰うぴ」  色々な反応がある。てか最後〜!彼氏持ちの女子〜!リア充を醸し出すなよ!!  それと、言い忘れていたが俺はクラスでは陽キャだ。我陽キャぞ?いやてか陽キャってよりかはヤンキーで問題児か。  席に座り授業の準備をしていると隣にいるヤツ、夏樹(なつき)が小声で掛けてくる。こいつの種族は人族でツーブロックヘアが目立つやつだ。 「なぁ善夜、お前課題は?」 「え?・・・・あっ、やっべっ、やり忘れた」 「それと放課後に回収!学園委員のやつの音要望で延長してくれたっ!」 「学園委員あざっす!」  学園委員はマジ助かるわ〜、ちょっと奢りいたいが!今金欠なんだよなぁ、それと自転車の修理しなきゃいけねぇし。  あー、でもあの500万円使いたいけどあれもし大軌があの500万をポンと出した時点で可笑しいけどね?  
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