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そんな僕はクラスの奴らから関わりずらいや暗いとの噂が流れ始めた。
そんな今日この頃の僕にいつも声をかける奴も居て…。
「おはよ!日高くん」
とそいつが満面の笑顔で言ってくる。なんだか怖いと思った…。
だがとても綺麗な青色の浴衣が似合いそうなクラスでもまぁまぁ人気のある女子だ。
名前は菜月 祈音(なつき ねね)。
今年、同じクラスになった。去年までは廊下で見かけるだけで、僕に声を掛けてくるようになった今がなんだか不思議な気持ちでいた。
僕は…本に俯きながらも「おはよ…」と言った。聞こえたかも分からない小声で。
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