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デビューしてから、コロナ禍なせいで配信中心の活動が続いた。地方民の私は、それが逆に嬉しくもあり、推しの気持ちを考えると悲しくもあった。
推しが大きなステージで踊り歌うを想像するだけで私の心も踊った。
いける配信には顔を出し、コメントを送ると、推しが笑顔で名前を呼んでお礼を言ってくれた。嬉しかった。ああ。私は生きなきゃいけない。この子の笑顔を守らなきゃ。なんて、気持ち悪い使命感に燃えた。
けれど。終わりはあっさりやってくる。
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