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遺書
貴方のために生きたいな、そう僕は思っています。けれど、消えてしまったら終わりです。僕は、虚しいなら最初から悩みなんてないんだと思います.あなたのことなんか、と考えてしまうし、この世界には、愛があるけど、全ての人間を愛することなんか土台ムリ。好きでもない人に嫌いで顔も見るのもイヤなのに、好きな人がその人のことを好きだから、我慢して一緒に居る、僕ってなんでこんなに惨めなんだろうと思います。嫌いなら嫌いだと意思で示して、自分の価値を下げる思考には堕ちないで、残りの余生を生きたいです。先の事を考えると、直美がなんて、かわいいんだと思っています。その気持ちが今ある内に、この世界に居る赤の他人に知らしめたいです。それが1番の僕にとっての喜びです。ありがとう、世界に愛を説く自分が、こんなにも穏やかなのは安定しているからでしょう。ありがとう、直美。僕が死んだら、僕の書いた小説を貴方に預けます。僕を一番理解してくれる貴方に預けたい。価値のわかる人間に、僕の心をあげます。大切にしてください。これは貴方の喜ぶ顔の為に、書いたのだから。1番のファン、可愛い直美へ。
from TK
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