「ミモザ」

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「ミモザ」

どうして分かるの 震える手を繋いでくれるきみ 分かってるよって いつでも気持ちが通じてるよって 繋いだ指の間から感じる ずっとこうしていたい ふたりでいたい 難しい事ばかりだね 普通にはいかない事ばかりだね 恐る恐る踏み出したぼくらの このせかい 悲しい事ばかりだね 思い通りにならない事ばかりだね 並んで歩くには窮屈すぎる ぼくらのせかい ぼくにも分かるの 震える手を繋いでくれるきみの 瞳の奥に いつでもぼくを掴んで離さない 宇宙があるんだ だから 微笑みながら泣き出しそうに 幸せかと聞くきみに いつまでもいつまでも 幸せだよと言い続けたい 何度でも 何度でも
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