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昔、昔天使と悪魔が結婚した。それはあってはならないこと。
天使は天使と結婚し悪魔は悪魔と結婚するのが決まっていた。
天使と悪魔という立場上は、禁断の愛だった。
天使の名前は、アース 大地の天使
悪魔の名前は、スカイ 空の悪魔
大地と空は、1番遠い。でもずっとお互いを見てきた。
アースが、スカイに一目惚れしたのがはじまり。
「雲から出てくる無邪気な顔、雲に隠れていく泣きそうな子犬みたいなの顔、それがたまらなく好きなの。」
立場上、互いの家族にバレたら大変なことになる。
だから、私は、スカイに目で話かけることにした。
「今日は、いい天気ですねー」
私の目の会話が届くかは、賭けだった。
「そうですねー、今日は、晴れてるので、ずっと空にいられるので、すごく嬉しいです。」
私は、返事が返ってくるなんて全く思ってなかった。
また、嬉しいそうな無邪気な顔が、たまらなく忘れられなかった。
素晴らしかった、癒しだった、忘れられなかった。
それが、私とスカイとの初の会話
そして、私のもうアタックの結果、結婚することになった。
2人は結ばれ、天使と悪魔から生まれたのは、人間だった。
助産師と長老は、聞いたことない声で、悲鳴を上げた。
それは、なんでかというと、
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