母の記憶

3/4
前へ
/1208ページ
次へ
そして…… 11月の半ばを過ぎ…… 日中や朝に『寒っ』と、母がモフモフベストを羽織りだし…… ダウンのベストを常時手にするようになった頃 ふっかふっかの羽布団が登場し 秋のはじまりに掛けていた薄手の羽布団が足下に…… 【こんなけふかふか羽布団なら1枚で十分だろ(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)】 と…… しっかり2枚掛けて寝始めた頃 リビングでテレビ見ながら、明日の食事の下準備をして…… 【寒っ……風邪ひくわ…、ねよ】 と……掛け布団をめくると…… コタツ…闇火…… 座布団型の電気こたつが、ふかふかの羽布団をヌックヌックにしてくれていた(笑) 進化最終盤(⁠ ̄⁠(⁠エ⁠)⁠ ̄⁠)⁠ノ 母の愛?に?ヌックヌックに? 爆睡したのは言うまでもない。 半世紀過ぎた大きな子供(⁠ ̄⁠(⁠エ⁠)⁠ ̄⁠)⁠ノ いつの間にか 滅茶苦茶ひ弱な子と、母鳥の記憶には擦り込まれたようだ(笑)
/1208ページ

最初のコメントを投稿しよう!

109人が本棚に入れています
本棚に追加