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私は俯く。 そんなの言われなくたって分かってる。 意地悪な人! そう思った時… 銀髪の彼は私の隣に座った。 「でも、あなた顔は人形のように可愛いですね。 その可愛い顔で、暁さんにおねだりでもしたんですか? 私も味見してみたくなりました。」 あじ…み…??? その時、銀髪の彼は私をソファに押し倒した。 「な、な、何するんですか!? や、や、やめ… んぐっっっ…!!! ぅぅぅぅうう…む…!!!」 彼は私に深いキスをする。 長い舌で喉の奥まで舐め回され、鳥肌が立つ。 彼の手は私の胸を触ろうとした、その時… 「ふざけんなっっっ!!! 離れろ!おら!!!!」 暁さんが彼を引き離し、殴り倒した。 「…冗談でしょ。 まさか、こんなクソガキに惚れたんですか?」 切れた唇の血を指で拭いながら、銀髪の彼がそう言った。 「コイツは俺のおん… オモチャだ! 手ェ出すんじゃねー!」 「…すいませんでした…」 彼は私をギロリと睨みつけながら、そう言った。 「いや、殴って悪かった…」 「いいえ、私が無遠慮でしたから。 では、暁さん、失礼します。」 そして、銀髪の彼は帰って行った。 「お前が隙だらけだから、あぁなんだよ! 他の男と目を合わすな!」 それ… 無理でしょ… だけど、何かが引っかかっていた。 私を最初に見た時のゴキ◯リを見るような目。 ギロリと睨んだ時の憎悪の目。 暁さんに殴られた後の傷ついた瞳。 きっと、最後の瞳が答えだ… 「あの、あの人って、その… 暁さんの事スキ…なんじゃ…」 「だったら、何だ? その事二度言ったら、風俗に売り飛ばすぞ。」
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