前夜祭
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「片想いも楽しいけどね」 考え込んだ私に、みーたんが言った。 「え?」 両思いの方が楽しいに決まっている。 安藤先輩が、準備室から出て来たのをみーたんは、ちらっと見た。 「あの人、丁度いいしね」 「丁度いい?」 先輩が丁度いい? 「優しいし、面倒見が良いし。ちょっと立派過ぎて、手が届かなくてもしょうがない感じ。観賞用的な」 観賞用。 そうかな。 私、ドキドキしたけど。
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