柚の傷
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*** スピーチ選考会のある木曜日の朝、龍之介が来ないのではないかと、なんとなく緊張した。 なんかそわそわしちゃう。 教室の入口ばかり見ているのもおかしいので、甘夏ちゃんとおしゃべりしながら、龍之介を待ってる。 「おはよ」 眠そうに教室に入って来て、机の上に鞄を放り出した龍之介を見て、安心した。 「何、柚?」 「おはよ。放課後、視聴覚室、忘れないでね」 「あぁ、忘れてません」 よかった。
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