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そのままじゃ、トラックにひかれちゃうわよ!
でも、落ち込んでいる男の子は気が付かない。
あぁぁぁ!
もう!
今日はほんとーに厄日だわ!
私事態が災厄みたいなもんだけどっ!
「私のノルマ(の予定だった)を人に渡してたまるもんですかっ」
私は一瞬で三メートルずつ移動していって、今まさにトラックの餌食になろうとしていた子を突き飛ばした。
ふぅっ、これで一安心。
その代わり私はぶつかっちゃうけど、人じゃないから死なないし。
痛覚あるから、死ぬほど痛いけどっ!
そしたらその場に、「うふふっ、こんな所にいたのねっ」と殺し屋が登場!
叫び声を聞きつけてやってきたようだ。
もっとやばいのきたぁぁぁ!
でもその殺し屋は「あらあら」みたいな顔で状況を察したら、トラックにとりついて窓を割り、運転手を引きずり出してしまった。
トラックから離れる際、殺し屋がハンドルの向きを変える。
無人のトラックはそのまま暴走して、進路を変えて、どこかの電柱にどっかん。
え?
今なにが起こったの?
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