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―――「あの子」と初対面してから3ヶ月。
私は今日もネガティブ全開で「あの子」に電話をかける。
「ニョコニョコ(もしもし)?」
「うわぁぁんっ!!姫ぇ〜(泣)」
「どうしたくま?まゆポコちゃん相変わらずネガティブでちゅ」
あの子独特の言い回しはすっかり聞き慣れていた。あの子独自の世界観は、私の笑いのツボにもヒットしていた。
そして、あの子は私にとって、大切な友達。
それ以上の大切な存在になっていた。
「親友」だと、勝手に思っている。
もちろん、本人に確認したわけではないので、あの子が私のことを「親友」だと思っていてくれるかはわからない。
「私達親友よね!!」「いつでも味方だよ!!」「ずっと離れないからね!!」「裏切らないからね!!」
そんなお決まりの台詞は、あの子の口から聞いたことはない。
だけど、そんな台詞を口にしなくても、「あの子」と一緒にいると絶対的な安心感がある。
―――あの子がこの世に生を受けた日。
私は「その日」を本人の口から聞いて、驚きと納得が入り交じった不思議なデジャヴュを感じた。
やっぱり、そっかぁ……そうだったのかぁ……!!
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