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二日ほどは彼女は書斎にこもって仮眠して朝は朝食を用意してくれていたり。
寝ている所を見ていなかったがさすがに眠いのだろうソファーにボスっと座って俺が紅茶の用意をしているうちに寝てしまっている。
余程疲れていたのだろう・・そっと眼鏡を外してあげてから抱き上げて寝室に連れていく。
ヨッとベッドに寝かせても起きる気配はない。
あどけない寝顔をベッドに腰を掛けて見つめながら彼女の髪をすく。
男と肩を並べて同じように企画を出し闘う彼女のあどけない寝顔や決して人前や会社では泣かない事を俺は知っているがたまに見せる
悔し涙は俺だけが知っていればいい。
「ゆっくりおやすみ。」
額にキスをしてからそっと俺は後片付けをしに台所へむかった。
終
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