●鬼以外の妖怪に関連する用語

1/1
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ

●鬼以外の妖怪に関連する用語

『九尾』 ・普通の狐から進化した妖狐には、血筋の良さから稲荷神の使いになる狐と、そうでない狐がいた。(太古の昔に人間を見下して快楽の為に狩り殺した罪があるか、そうで無いかの違い。)  そうで無い方の狐は、人間の妖を退ける呪術によって居場所を奪われ、神々に拒絶され、肩身の狭い思いをしながら他の妖と縄張り争いをして、今日まで野生の中で生き延びていた。  九本の尾は生存競争で勝ち残る為に、妖力の貯蔵袋を増やそうとして、その形状に進化したと思われる。  また、住処を増やそうとした結果、人間の擬態能力や変身などの幻惑にまつわる能力が向上した。  元々は美を認められその恩恵で妖狐になった経歴から、プライドが高く、美意識が高い。その為、力重視で粗野な鬼とは反りが合わない。  邪気を含む妖力を力とするが、いろはは珍しくそれをある方法でコントロールしている。a00e6c9e-083b-4ce9-ae3f-09257e46d197 new『鉱童(こうどう)』  高山の洞窟に住む種族。西洋でいう所のドワーフ。 妖怪か仙人か善か悪か境界が実に曖昧で、呼び方も『槌鬼(つちおに)』、『土猥夫(どわいふ)』『矮人』など様々。 土鬼(足が6本ある地底の民)の亜種だと言う推測もある。  清浄な場所を好み、人間との関わりを避けながら、穴を掘って静かに暮らしている。 鬼以上に鉱物を知り尽くし、手先が器用な種族であり、独自の鍛造・鋳造技術を持っている。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!