変化

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レストランにて…………………………………… 来たことも無いレストランに連れていかれて驚いていると 母「恥ずかしいからキョロキョロしないで」 と叱られ予約席に案内された。 席に着くと不意に おじさん「嫌いな食べ物とかない?」 と聞かれ答えようとしていると被さるように 母「何にもないわよね?ちゃんと食べられるわよね」 と答えをさえぎられた。 心(嫌いな食べ物結構あるのに…… かぼちゃ来たらどうしよう💦) と思っていたら急に兄が 兄「こいつ、かぼちゃダメじゃん」 と堂々と言い放った。 母もおじさんも唖然としていた。 母は唖然としながらも、みるみるうちに顔が赤くなり、ギロリと睨まれた。 それを無視していると おじさんは おじさん「あーそうなのか、嫌いな物出てきたら残していいからね」 と優しく言われた。 それに頷くと丁度料理が運ばれてきた。 料理には嫌いな物が入っておらず、ほっとしていると 母「2人とも、そろそろお父さん欲しくない?」 と聞かれた。 2人「え?は?」 とそれだけ発するのが精一杯で 母「今日会ってもらったのは、この人と再婚するの」 とニコニコと笑顔で言われた。おじさんも緊張しつつも嬉しそうにしていた。 もう事後報告だった…… 拒否権なんて与えられず、兄と2人遠い目をしていた。 食事中だったが、食事どころじゃなく頭が追いついていなかった。 そうこうしているうちに、 母「もう家引越し決まってるからね」 と言われた。 これまた度肝を抜かれた…… びっくりし過ぎて無言と言うより、何も言葉が出てこなかった。 その後は、何か母とおじさんに言われたがキャパオーバーし過ぎて、何を言われたのか覚えていない。 おじさんがどんな人かも分からず、急に再婚すると言われ引越しも決まっていると…… もう訳が分からないまま、帰宅した。 帰宅すると、母はまた般若に戻り2人ともキツく怒られた。 母「なんであんなこと言ったの!初めて会う人に失礼でしょ!恥ずかしい!」 と顔を真っ赤にしながら、バチバチ2人とも叩かれた。 ある程度叩き終わるとスッキリ下のか、母の顔の色は通常に戻り 母「早くお風呂に入って寝なさい」 と言われ素直にお風呂に入ってその日はすぐに布団に入った。 るりの心の中⇒寝れるわけない。あんなこと聞かされて…… でも……引越しって転校もするのかな?と疑問に思いつつ、後で聞いてみよっと思いながら夢の世界へ。
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