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序章
-海の見えるとある公園-
「はぁはぁはぁ……」
スランプだ……おれは、今、限り無いスランプに、おちこんでいる。
限り無い空がこんなに、葵のにだ……
小説家……いったいこの仕事で飯食ってる人は、この世の中に何人いるんだろう……百人?二百人?……いやもっとか……
「はぁ……」
仕事えらびまじ間違った……
「後藤くん……後藤くん」
やべ……リアル悪魔の使者が心底の暗黒の笑みと、ともにかけよってきやがる……
「はぁはぁはぁ……後藤くん……逃亡する時は、もう少し、締め切りに、余裕のある時に、してくれない……私も、電車乗り継いでそんなに暇じゃないのよね……この時期……」
でたなんか胸糞わるい、ユルい上からの目線……そしてユルい上からのヒニク
「ほらいくよ……先生も心配してるから」
でた大人の女を武器にした手繋ぎ……そして、童貞を殺すアリュールの薫り……
「……くそ」
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