おやすみ、わたし。

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『いつもたくさんの感想・レビューありがとうございます♡お返事おいついてないけど、待っててね!ちゃんと全部お返しします✨』 『らぶきゅんスタンプとページコメントもありがとうございますっ!全部励みになってます〜(´;ω;`)♡』 Twitterにこうやってツイートすれば、3万人のフォロワーがすぐに反応してくれました。一秒後には、らぶりつの嵐です。リプライもどんどんきます。 私は、小説サイトでWeb小説を公開しています。 ジャンルは恋愛。 ペンネームは『春風 こゆき』。 ありがたいことに、私の恋愛小説はたくさんの人に読まれていて、いくつか書籍化もしてもらいました。コミカライズ化が控えている作品もあります。 とても恵まれている作者だと、私自身も思っています。ファンの方もたくさんいて、新作を公開すれば、1日で読者が1万人はつくのです。 『こゆきさん、今日の更新も最高でした!!!!ドキドキが止まりません!!!』 『こんな口説き文句言われたい♡恋愛経験豊富なこゆきさんだからこそ書ける展開♡』 『こゆき先生の作品にはハズレがありません!!』 『いつまでも応援してます★無理せず頑張ってくださいね!!』 『あああっ、続きが早く読みたい!!』 リプライやページコメントを読みながら、私の頬の筋肉が自然と緩んでいきます。思わず笑みが溢れたことを自分でも感じとりながら、私は素早い指さばきで一つ一つ返信していきました。 自身の恋愛経験を元に、高校生の甘酸っぱい胸キュンラブや、大人のちょっとエッチなオフィスラブを書いている私。 主に長編をメインで書いていて、完結してから徐々にページを公開、その間に次の新作を書く、というスタイルです。 『ほんとうにっ、極上の作品を生み出す春風先生は神です!!いつまでも書き続けてください♡♡』 はっきり言いましょう。 私は読者から崇められている。 私はそういう存在なのです。
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