彩調の欠片

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彩調の欠片

同窓会が終わって2週間。 私は写真の事をまた忘れだしていた。 そんないつもの生活に戻りかけた時だ。 ポストに見慣れない郵便物が。   差出人からして同窓会の主催した人たちからだ。 「?」 私は郵便物を開けると、一つの小冊子。それを開くと同窓会の様子が数枚の写真として収められていた。 「プロの人に取ってもらったんだね。」 私は冊子を開いている。私はりさちゃんや大福君と話している様子と集合写真に位にしか居ない。 しかし最後のページへ。そこには、貼り付けた手紙と写真が。 「!?」  その写真は同窓会の私の笑顔のアップだ。 「なんで…こんな写真を?この人みんなにこんな事をしているのかな?」  私は手紙を開いてみた。
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