はゎゎわ!?男子校に入学~!?

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「ひゃ~~~~~~でっけぇ!!」 目の前にそびえ立つきんぴかりんで大きな学校。元々ない語彙力がさらになくなってしまう。 そう、ここが今日から俺が通う…………… ナントカフントカ高校だ!!(※覚えてない) ま、でもそんなことどうでもいい!! 兎にも角にも、 「オナゴはいねーけど、青春LIFEのために頑張るゾ~~~!!!!!!!!」 ここであったが百年目!!※使い方が違う はいったが都!!!※そもそも違う だからな! 俺の青春の1ページ、めくったるデェ!!! ───────────── 前回のあらすじ オジジが家出!以上! 「ジ、ジジが、家出、だと。。。」 な、なぜ!? 俺の料理がそんなに不味かったのか!? それとも、棚の上のホコリがとれてなかった…? もしかして、トイレットペーパーの芯を変え忘れた!?!? ひゃ~~~~~~それは一大事!! ジジがう○こしてしまったもんなら、ふくものがなくて、それはそれは困ることに、、 「が~~~~~っそれのせいか~っ」 ゴツッ 「ちげーよ。」 いでぇ!!! だれだ!傷心中の俺の頭をぶん殴ったのは! 俺を傷つけていいのは、俺だけだ。 許さねぇ………… 「裏口からでろヤァ!!」 「それいうなら表でろや、な。」 「あ、てんてー。」 なんとびっくり、俺の頭をゴッツン★したのは中学の俺のてんてーだった。体罰教師め。 きょーいくいーいんかいに訴えてやる! 「イー伸ばしすぎだろ。委員会な。」 「知っててボケてんだよォ!!拾うな!!」 「はーん。俺にそんな態度とっていいの? 捨てられたお前をせっかく拾いにきてやったのに」 「てんてーお肩揉ませていただきます。」 「よろしい。」 クソッッッッ悔しいッッッッ負けたッッ でも仕方ない、人生捨てるか、プライド捨てるか、そんなのもちろんプライド捨てるに決まってんだろ!!!!! 「一言いうが、お前の叔父さんはお前を捨てたわけじゃねーぞ」 「そうなのか?俺はたった今プライド捨てたけどな。」 「知るか。」  なんだ、トイレットペーパーの芯もまともに変えれねー使えねーやつだからポイされてしまったのかとおもってた。 いやあよかったよかった。 それよりこいつ肩かっっっっった! 今のギャグじゃないよ。 「なんでも美人局に騙されて金銭巻き上げられて借金抱えちまったらしくてな。」 「は?」 「んで、お前が行くはずだった高校の学費すら払えなくなってしまったと」 「は?」 「そこで俺に相談がきて、アイツ好きに使っていいからなんとかしてやってくれ。とさ」 「…は?」 はにゃ…?それは捨てたも同然でわ…? しかも美人局…? 金と女に騙されて…捨てられたと…? そのせいで、高校にも行けず… こんの意地悪教師に、あんなことやこんなことさせられて金を巻き上げられるの…? いや、待てよ。 「女の子にやられたんなら仕方ないか! たぶん俺もだまされる!!!ワハハ!!」 「お前ほんとにアホだな。 んま、つってもおれも鬼じゃない。別にお前を高校にもいかせず働かせよーとかおもってねーよ。」 「え、神?」 「そ。神。 だーけーどだ。うちの中学はすごーくすごーく、評判が悪い上に~~~、偏差値も低い。 お前ももれなく、アホ。地頭も含めて つまりー、どこも俺らの中学の生徒を受け入れたくねぇっつーんだ。」 「草すぎワロタ」 「だから、こうした。」 「ふぇ?」 えっ!俺ってば巷のキャワなおんなのこくらいかわいい声でた!!!!照 「話し聞けや。」 「はい。」 な、なんだろー、こういうの、よく漫画でみるぞ! 高校いれてやる代わりに、生徒会でうんたらかんたら、とか!寮長しろ!とか!成績を首席キープしろ!とか! ヘヘッど、どんなのが来て…っ 「コネだ!!!!!」 「コネかーーーーーい。」 「しかも、裏口入学だ!!!!」 「金の力かーーーーーい。」 地味にショック…… 別にペナルティ与えられて喜んじゃうMではないけど… なんかこう、もっと、斬新なのほしかった… 「たりめーだぁ。そーでもしねーと行ける高校なんてねーからな。 まぁでも聞け。お前がはいるところは、かの有名な坊っちゃん高校、"""藤ノ宮学園"""だ。 フツーに暮らしてて入れるとこじゃねぇからな。」 「てんてー、むしろなんでそんな高校にツテが…」 「はぁ?そんなの俺の家が所有してる学園だからに決まってんだろ。」 「は?」 またまたぁ~~~(笑) 奥さんったらご冗談がお上手だこと、ホホホ 「てめ、俺の名前なんだ!」 「えっ、えっとー、まさひろ!」 「そうだけど、苗字!」 「あ、藤ノ宮…、ふじのみや!?!!?!」 な、なんてこった、!!!!!! 「はぁ、まったく…しらねーのお前くらいだぞ…。」 「え!?おれそんな金持ち学校行くの!?」 「そ。わかったならちょっとは勉強しとけよ。坊っちゃんだらけっつーことは、皆それなりに英才教育うけてきてんだからよ。 んじゃ。またな」 てんてーは立ち上がってさっさかえっさかてってけ、出ていこうとする。 待って!に~やん! 俺の理解がまだ追い付いてない!!! 「あ。ひとついい忘れた。 お前、俺の顔でいれてやってんだから、 それに泥塗るような真似したら…殺すぞ」 「ぎぎぇぴぃ~~~~~~」 拝啓、まま、ぱぱ、ぶーちゃんにみっちゃん。 どうやら俺は、死んじゃうようです。
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