魔の一週間

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「俺は、財前 葵。(ザイゼン アオイ) 2年で副会長だ。」 最初に口を開いたのは、 目が死んでるメガネさん。… あの時はなんかムカついて鷹取と比べてしまったが、この人も綺麗な端正な顔立ちをしていてとてもイケメン、、なんてかこう、エモい感じだ() 「僕の名前わぁ、来栖 瑠衣!(クルス ルイ) 2年生で〜会計だよぉ。」 次にうさちゃんピンの人が話す。 名前までなんかきゅるきゅるしてて、カワチー。: 「と、俺。皇廉太郎が会長を務める。 この3人が生徒会三役で、2年生だ。 1年。挨拶しろ」 「俺は、書記の 相良 御子。宜しく(サガラ ミコ)」 そう言ったのは、ヘッドホンをかけて飴ちゃんを加えながらゲームする男の子。 黄色のメッシュが入った不思議な髪の毛をしている The無気力系って感じだ。 4人が自己紹介を終え、最後の一人となった所で、俺はやっとその存在に気がついた 「あっ、えっと、僕は───」 「あっ、、初日、案内、してくれた………………--」 そう、初日道に迷ってる僕を案内してくれた、ヒヨコさんがいたのだった。 俺が舐められまいと悪態をついた、最初の男の子だ。 あの日のお礼をずっと言ってなかったことを思い出し、俺は咄嗟に立ち上がる 「アッ、の、前、案内して…くれたの、 アザシタッ。」 「ふぇ!?あ、あ、いいよ…気にしなくて、 僕こそ、逃げちゃって、ごめん…… 初めて会う、タイプだから、ビックリしちゃって…… 僕の名前は、佐伯 結(サエキ ムスビ) 呼びにくいから、皆、ユイって呼ぶんだ。 よ、よろしくね、」 俺は、あっス、と一言言い、会釈した。 なるほど、 みんな顔がいいんだな!!!!!!!!! 中々この学園はイケメン揃いだな〜と入った当初から思っていたが、ここはまたレベチ。 JKぽく言うが、レベチだ。 アイドル級、芸能人級のイケメンたちがこんなところにゴロゴロいるとおもうと、 俺ってなんて………………味噌カスなんだ。 「この5人で生徒会だ。 本来、ここにもう1人1年の庶務を入れなくてはならないんだが、なかなか決まらなくてね。 お前が来てくれてちょうど良かった。」 「こいつに仕事が任せられるとは思えないが」 うるせぇ!!!!メガネ!!! そのメガネかちわんぞ!!!!!!!! 「俺も今試してるところだ。 ただ思っていたより頭が悪くて要領も悪い。」 いやボロカスいうやんけぇ… そんな言わなくて良くない…? そこまで言う必要あるの…? 「まぁでも、会長の俺が直々に教えてやってるんだ。 成長しないわけがないだろ? さ。今から朝の続きをするぞ井森」 「アイ…」 うう、、地獄の始まりだッ………
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