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吉村 正彦
よしむら まさひこ
県立石町原高等学校2年生 17歳
サッカー部のエース ポジションはセンターフォワード
文系選択 成績は平均 どの科目もそれなり(理系科目も苦手ではないが俊には届かない)
身長176センチ やや細身だが足腰は鍛えている
スポーツマンイケメンでそこそこモテる
素直で爽やかな性格 男女共に好感をもたれる愛され天然キャラ
無邪気であまり深く考えず動いているようでいて、実はかなり周りの空気を読んで、密かに配慮して行動している。
和矢いわく『「性格がよい」「皆に愛される天然なキャラクター」という言葉にごまかされがちだが、それすらも俊の独特の存在感、有体に言えば威圧感を和らげるための「役作り」』。
斎いわく「とても面白い精神構造している」
「天然を装いつつ、実はものすごく深謀遠慮に長けている。本質的にはすごく臆病で用心深く、他者の思惑を気にして本能的に調整しようと行動する」
「その行動基準は本人の利益ではなく、俊の利益。こんな斜め上の帰結主義、哲学的ですらある」と。
いつの間にか真実に恋をしていたが、俊にバレた瞬間(けれど、当の俊は、よく分かってない)に健太との関係を知り失恋してしまう。
そのためか、斎の恋心にも一番早く気がついていた。
(ちなみに真実のことは、まだ諦めきれていない様子)
中学時代に俊に出会った。サッカーの試合で俊が能力発動して人を傷付けてしまった時もそばにいて、俊自身も知らない言葉(人を傷付けまいと抑圧しようとする意志)を聴いていた。
その後も俊に対する態度を変えることはなく、むしろ積極的に俊の居場所を作ろうと働きかけをしていた。
その一貫としてサッカー部に強引に勧誘し続けたが、俊が美術部に居場所を作っていたことを知り、勧誘は止めた。
その後は部員でもないのに美術部に顔を出して一緒に行動することが増える。
(俊だけでなく真実に会うことも、実は理由だったらしい)
俊の交流関係が広がることを望み、和矢や斎に託しつつも、いつまでもそばにいたいという思いがある。
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