濃い人 ~コイビト~ 【海水浴編】

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『うん。俺も…豪太が欲しい…』 ああ…… あの宏海が…… いつも優しく丁寧に俺を抱く宏海が… 見たコトのない雄の顔してる……/// 『宏海……きて……』 『っっ、豪太……!』 宏海は 荒々しく足を抱え上げると 熱く猛ったモノを 一気に捩じ込んできた。 『───あっ!あああっっ////!!』 挿ってきた勢いのまま ガンガン奥を突く。 『あっ………あっ、あ───っ///!』 またしても あっという間にイってしまった俺… でも、そんな俺には お構いなしに 体勢を変えて 獣のように腰を振る宏海。 ああ…… すごい…♡♡ 男らしい宏海に きゅんきゅんが止まらない…♡♡ 『あ…っ……ああ……ひろ……  まだ……足りな…い…っ…もっと.…////』 『うん……俺も全然 足りてない……  いっぱいシようね、豪太♡』 『うん…♡』 こうして すっかり火のついた俺たちは 結局 朝まで何度も何度も 抱き合った。 後で食べるつもりだったお弁当の存在も すっかり忘れて…… 何度も何度も抱き合った。 ようやく満足した (というか出るものも出なくなった)頃には 空腹と疲れで ヘロヘロ… 畳で擦れて あちこち ヒリヒリ… 体はボロボロになった…けれど 心は しっかり充たされて 幸せな眠りについた。 ♡ ♡ ────翌朝 (いや、翌昼?) 目が覚めると すっかり身支度を整えた宏海が 腹の上に乗っかって ニコニコと俺を見下ろしていた。 『あ、おはよ。豪太♡』 『…………おはよ……』 昨日 (いや、今日か) ヤりまくってたのに元気だな…… 『ふふ♡今日も可愛いねぇ、ごーた♡♡』 『…………?……っ???……え?  なに?どした??』 『ふふふ~♡♡  新しい豪太、発見しちゃった♡』 『…………新しい…俺………?』 『……うん♡チクチク豪太♡』 『………チク…………チク………?』 って、なんだ?? 『そう♡  この伸びはじめのチクチク胸毛♡♡  いつものクマさんもいいけど  チクチクも可愛い♡♡』 うふふ♡うふふ♡と 嬉しそうに俺のチクチクに頬擦りする宏海。 『…………………////』 宏海……… 俺も…新しい宏海を発見中です… 宏海は チクチクも好き…… あ。 それって…… 毛があってもなくても 俺が好きって事、だよな…♡ ああ………嬉しい♡♡ 俺ってホントに幸せ者……♡ 俺も どんな宏海でも大好きだぞ♡ こうして、初めての海水浴は 誤解から ちょっとツラい思いもしたけど 結果オーライ♡ ものすごーく楽しい思い出となった。 そして………… 『ね、豪太…♡』 『…………ん?』 『どうせなら……全身 そってみない…?』 『……ん………………、えっ?!』 『全身ツルツルからの~チクチク豪太♡  きっと…ううん、絶対 可愛い♡』 『………………………////』 『毎朝、チクチクに起こされたい♡』 『…………………』 新しい性癖に目覚めてしまった宏海に 夏休み中、可愛がられ そのほとんどを 去年と同じように エッチに明け暮れた事を 思い出(心の日記)に追記しておく。 今年の夏も最高でした♡♡     ☆ ☆ ☆ お わ り ☆ ☆ ☆
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