夏のトイレ。

夏のトイレ。

僕のお腹は冬よりも夏場に
激痛となる事が多くなる
原因は、薄着にあると見ている。

嫌な物である、

夏のトイレは、蒸し暑く
普通にトイレに行っただけが
2.30分の決闘になるとは…。

それから決闘が終わっても

また30分も経てば地獄の始まり

このループを今日何回繰り返したのだろう

今日の1日の４分の1は、トイレで過ごした気がする

夏が嫌いな理由はこれだ

爽やかな海、涼しげに感じる風鈴の音、
車でガンガンで聴くサザン。
蒸し暑さから解放され
冷蔵庫にある三ツ矢サイダーを
部活終わりに一気に飲む清々しさ。

僕にはこの全てに腹痛が付き纏う
美味しい海鮮、たまには焼肉
どれも1時間もあれば腹痛だ。
長い道中車を走らせ
ようやく見えた海、
ウキウキを抑えられず
ついた瞬間に
足だけでも浸かろうと海へ小走りで向かう
「パシャー」服に少しかかってもお構いなし
ただ楽しく、
海の冷たさ気持ち良さに浸っていれば
腹の中では、いくさが繰り広げられ
それが痛みとして伝わり
僕は耐えるべきか
コンビニでも行って、
だが大概、すぐ側にコンビニが無い

そんな悩みに駆られ
コンビニに行きトイレを借り
スッキリしても僕は、体力と感情を失い
ただボーッとしだす。

夏は楽しい事だらけ？
僕の夏は腹痛だらけだ
夏はナンパの季節
夏はトイレに篭る季節

夏はやっぱ海でしょー
夏はやっぱトイレだろう

夏はやっぱりサザン聴きたくなるよね
夏はやっぱりコンビニのトイレの
あのよくわからない川の音でしょ

夏だからいっぱい食べよう
夏だから余り食わずに行こう

夏だし花火大会にでも
夏の花火大会も調子乗って色々食って
腹が痛くなり
汚いトイレに行くのが嫌だから
我慢！
地獄の時間でしょ

トイレの外では花火の音
ワー！キャー！綺麗！
僕はトイレのタイルと睨めっこ

まさしく人生とは不平等である。

吾輩の辞書にタンクトップは
存在しない！

追記、
なんとなくわかった人もいると思うが、
今現在僕は蒸し暑い真夏のトイレの中で執筆中。