〈懐かしさと恋〉

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〈懐かしさと恋〉

久しぶりに連絡が来た たったそれだけで心は踊ってしまうもの あの日はなんとも思わなくても 寂しさに溢れた日々さえあれば 懐かしいあなたは根拠もなく愛しい 端末上のやりとりを楽しむ心を そう錯覚してしまえば 単純な人であれば恋に落ちてしまう やきもきする想いに 重ね合わせてしまったならば ああ 僕はあなたに恋をしているのだろうか 現在進行形の思い込みなのだろうか ひとつひとつの話の波長が 心地よく感じられるのは そのメッセージの端々に 感情が表されているということは
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