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ぼくは何時も思うんだ、
世の中の不公平さを。
考えなくても目に見えて、
悲痛の魂となる時がある。
ぼくらはこうして当たり前に暮らしてる、
普段の生活は自然なことだ。
でも見なよ?
外を彷徨いている者たちを。
明日の生活もわからない、
今日の暮らしでさえ模索しながら居る。
君には、
そんな暮らしが出来るかい?
生憎、
ぼくには生まれつき同じ精神がある。
ぼくは平気だけど、
君たちが心配なんだよなぁ。
ぼくらは、
体一つあれば生きてゆけるんだ。
君たちとは違う、
色々と余計な物が必要だろう?
そのくせ悪さばかりして、
ぼくらを何時も困らせてるし。
今のうちに、
自然の中で暮らせる様に
心身鍛えた方が良いかもね?
あ、そろそろ時間だ……
寝たふりして相手にしない、
それが一番の幸せの近道だから。
「それじゃあ行ってくるよ?
留守番を頼んだよータマ…… 」
何も聞こえない者、
何もわからない者、
人と暮らす事が、
こんなに大変だったとは
知らなかったなぁ……
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