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それを見たカガミは、何処か腑に落ちないような表情を浮かべながら、言った。
「アンタのことは良く分かったけど、『この世界を冒険する』ってどういうこと?」
語尾が強い。イライラしている。
「あーーーーまあ、それは後々話すとして......」
キョウはばつが悪そうに、カガミから目を逸らした。
さっきまであんなにも得意げに話していたのに、一体どうしたと言うのだろうか。
「っとりあえず、俺と一緒に来い」
キョウはグイっとカガミの手を引き、そのままカガミを連れて走った。
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