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僕は、誰だ?
誰も教えてくれない。
皆が口を揃えてこういうのだから
「あなたが歩んできた道なのだから私たちは知らない」ってね
でも一つ気がかりなことがある。
誰一人僕の事を見てくれない。
おかしい。最初は、気のせいかな?とか思ったけど時は解決してくれなかった。
あれから一年
お盆がたって僕の親戚や老婆とか
写真に向かって手を合わせている。
僕の視界は真っ暗だった。
でも、そろそろ真実から目を背けたらだめだ。見なきゃ見なきゃ
僕が、最初に見えた光景は僕の写真だった。いや、ただの写真ではなかった
葬式の額縁に写真が収まれている
遺影の僕の写真だった。
ーーーそうか、僕は死んでいたんだった。。。。。。。
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