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お題は『夏休み』。僕は、この日のために、とっておきの俳句を用意してきた。
「夏休み 時間がたてば 無精髭」
これが僕の俳句だ。
なぜこの俳句を書いたかというと、夏休みに無精髭が生えてしまったからだ。
今?
剃ってるよ。当たり前でしょ。
中学一年生が無精髭で学校に来るのは流石に恥ずかしいじゃないか。
無精髭が嘘だって?
ハッハッハ。
そんなことを言う人のために僕はこれを持ってきたんだ。
ジャジャーン。
写真。これがあれば誰も嘘だとは言えないだろう。
これで笑いを取って僕は人気者確定だ!
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