夕立と東の魔女【短編】

降り出した雨に駆け込んだショッピングモール。だけど入るのを躊躇った。終わってしまうと思ったから。

Tempp:わりと低空飛行

恋愛 完結
9分 (5,016文字)
雨が上がるといいことがあるといいですね。自分的には結構好きな話です。

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あらすじ

あらすじ: なんとなくその席に座った。 ちょうど雨が降り出して、ショッピングモールのその軒先に出ていた辻占の席に。けれども俺にはとりたてて占ってほしいことなどなかった。 けれども、このむしゃくしゃした

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目次 1エピソード

感想・レビュー 1

味わい深い作風です

梅雨のある日、夕立ちに見舞われた男が雨宿りのために辻占へと足を運んだ。占いには興味もないが、1人で居たくない気分だったからだ。 そんな男と占い師の何気ない会話の中に物語の伏線が潜んでいたり、一見穏やか
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