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君の声
声が聞こえる。
僕を呼ぶ声。
起きてるの⁉️
起きてるよ。
いつも寝坊な僕を起こす
君の声。
時にはそれをうるさく思い
でも、君の声がしなきゃ不安なんだ。
うるさく思う、君の声さえ
愛おしくて。
ヤバい
かなり重症。
でも、僕が声を返さないと
君まで不安になって
僕の顔をのぞぎにくる。
顔が近い!
不安そうな君の顔
僕は毎日、君に頼ってばかりだ。
僕らは、どうして出逢ったんだろう?
幾億という命の中で
巡り合えた奇跡。
その奇跡に甘えるな
いつも側にいるんだよ
だから、当たり前と思ってた。
当たり前の存在だから
君に甘えて
時には心ない言葉を浴びせる。
近いからこそ、当たり前の存在だからこそ
甘えるのは、もう止めた!
見えてくる
君の大きさが。
僕の中でいつもいる、その奇跡を
今度は僕が守って暖めよう。
大好きだから
大好きで、いてくれるから。
だから
互いに大切に思って
労り合えるんだ。
ほら、今日も君は僕に声をかける。
行ってらっしゃい。
うん、行ってきます。
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