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素敵な出会いはすぐ近くにあるんだ
受け止めれるかどうかだってことだ
朝から怠くて外に出ないでいようか
と思っていたのが馬鹿らしい
外に出なければ出会えないっていうのに
また近いうちに会えるといいなあと
またあの女性のことを考えていた
私がお店を出ようとしたら
魂抜かれたような女とタイミングが重なった
私は急いでもいないから待っていたら
その女が目で、先にお会計どうぞ?と
"お先にどうぞ"
私は声に出して言った
女はすみません、と腰が低く
会計を済ませて出て行った
何に悩んでいるのか聞きそびれた
なんて思うのはどうしてだろうか
私の番がやってきたので
ごちそうさま、ありがとうを言って店を出た
こんなに有意義な日は久しぶりだった
小さいことで幸せを感じられる人で
あり続けたいと心から思った
後に薬局の若者がまた魅力的で
気分が良くなったのはまた別の話だ
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