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「じゃあ、俺が充くんに話をするよ。」
「話だけにして下さいよ。」
「中学生をボコボコにしたりしないよ。」
「本当ですよ。」
「分かってる。」
「じゃあ、話し合いしよう。」
三角関係になってしまった。
充くんが納得してくれればいいんだけど。
充くんの部屋で話をすることになった。
充くんが若を睨む。
「この人がお前の恋人か?」
「そうだよ。」
「充くん、俺のところに彼を返してくれないか?」
「嫌ですね。こいつはもう俺のものですから。」
「彼が君を好きじゃないよ。」
「充くん、お世話役としては好きだけど、それは恋愛じゃないよ。」
俺は充くんを突き放すように言った。
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